こんにちは。
ミラーレス一眼 SONY α7Ⅱやα7Ⅲのライブビュー表示の
設定効果反映機能はとても便利ですよね!
設定項目をONにしておくと露出設定の明るさや
絞り値のボケ具合をリアルタイムにファインダーから確認出来る
とても便利な機能です!
しかし、限定的な環境で弊害もありますのでそのお話しをしたいと思います。
以前にもお話しさせていただきましたが
夜景を撮影する上で結構大切な事なので再度書き込みいたします。
自分は夜景の撮影が多いのですが絞りをF8~F11で夜景撮影(三脚固定)をしていると
AF精度が悪くピンボケ写真が量産される事が分かりました。
マニュアルフォーカスで撮ればいいって声も聞こえてきそうですが
個人的には通常AFの方が精度が高いので
星景撮影時や緊急時以外はAFで撮影するのがベターと考えています。
そして色々調べたところ面白い事が分かりました。
■設定効果反映ON(合焦しづらくピンボケ量産)
→絞り羽根は最初から結構締まっていて
シャッター押下時に設定した絞り値のF11まで絞られる。
■設定効果反映OFF(合焦しやすくピントも合っている)
→絞り羽根は最初は開放でシャッター押下時にF11まで絞られる。
設定効果反映ON時は「絞り込み測光」で絞られた状態で合焦しようとし
OFFだと「開放測光」の動きをし開放状態で合焦するようです。
特にマニュアルなどでは説明しておりませんが便利な設定効果反映をOFFにすると
その副産物として「開放測光」になり暗い被写体やコントラストが弱い場合など
シビアなシーンで合焦しやすくなるようです。
元々α7Ⅱは暗所AFが弱いので自分は昼間の撮影では設定効果反映をONにしておき
夜景撮影などシビアな撮影時はOFFにするようにしていましたが
残念ことにα7Ⅲになってもそれは変わりませんでした。
α7Ⅱやα7Ⅲなどで暗所AFでお悩みの方がいらっしゃいましたら
是非、設定効果反映をOFFにしてみてください。
また、設定効果反映機能を簡単にON / OFF出来るようにカスタムキーに
登録しておくと便利なのでお試しください。
それでは、また。